加嶋 優作
社会福祉法人 別府発達医療センター
別府整肢園(べっぷせいしえん)
PROFILE
2015年入社/大分県佐伯市出身 /
別府溝部学園短期大学 介護福祉学科卒業
福祉を通じて、障がいがある方と家族の生活支援をする療育施設「別府発達医療センター」。今回は、センター内にある医療型障がい児入所施設「別府整肢園」で介護福祉士として頑張る先輩をクローズアップ。入職9年目を迎え、「毎日が楽しくて仕方ないんです!」と仕事やプライベートについて語りました。
なくてはならない、責任感のある仕事
別府整肢園は、親元を離れて生活する方の支援をする入所施設です。利用者さんは、毎日通うのではなく、施設に入所して共同生活をしています。18歳までのお子さんが対象で、支援学校に通う生徒さんをはじめ、未就学児や小中学校を卒業した利用者さんへの日常生活支援を行っています。
共同生活を送る上で、ある程度のルールはありますが、利用者さんの生活スタイルに合わせて、1人ひとりに寄り添った支援を心がけています。一緒に散歩したり、園内のプラネタリウムを鑑賞したり、一見遊んでいるだけに見えるかもしれません(笑)。でも、誰かが隣にいるだけでほっとするのは、障がいの有無に関係ありませんよね。そんな風に利用者さんの気持ちに寄り添うことを大事にしています。
チームで一体となりやりがいを実感
現在は、早出・日勤・遅出・夜勤の4形態の勤務形態で働いています。働き始めた頃は、夜勤が大変だと感じていましたが、次第と慣れていきました。職員には、それぞれ利用者さんを担当しています。その際、介護福祉士や看護師、ドクターやリハビリ担当の理学療法士といったチーム体制を組み、支援を深めています。皆それぞれ専門分野も違うので、見る視点やアプローチ方法もさまざまです。だからこそお互いの意見を受け入れながら共有する一体感や充実感があります。職員同士の仲が良い働きやすい環境だと思います。
仕事をするうえで、年齢関係なく敬語を使うようにしています。相手が後輩であっても敬意を持って接することで、相手も受け入れやすくなると思います。また、自分のやり方を押し付けないことも意識しています。アドバイスの際は、“こういう方法もあるから試してみては?”と、相手にも投げかけるようにしています。
実際に足を運んで、自分に合った企業を選んで
佐伯市の高校を卒業後、別府溝部学園短期大学の介護福祉学科へ進学しました。さまざまな施設へ実習に行ったのですが、ここが一番自分に合っていると感じました。皆さん気さくで、すごく和気あいあいとした職場という印象でした。仕事内容に加え、職場の雰囲気も重視するポイントでした。実際に、入職後もとても充実した毎日を過ごしています。利用者さんとのコミュニケーションは楽しいし、職員の仲もいい。冗談も言い合えるような関係性ができているので、人間関係で悩むことほとんどありません。
学生の頃は、実習やボランティアに行く機会が多く、就活の際に大変役立ちました。求人情報を見ただけでは分からないことはたくさんあります。実際に施設へ行き、その場の雰囲気や温度感、仕事が自分に合っているかどうかを判断して、就職先を決めた方が良いと思います。就活、頑張ってください。応援しています!